
チョコレートの甘~い香り・・・でも食べてみると甘さはなく、ほろ苦く香ばしい☺️
カリカリと手軽に食べられて栄養満点なスーパーフード、カカオニブをご紹介します🍫✨
Contents
カカオニブって?
簡単に言うと、カカオ豆を細かく砕いてフレーク状にしたものです。同じくカカオ豆を原料としたものにチョコレートやココアがありますが、これらは加工具合によって呼び方がつけられています。
カカオニブ
カカオ豆を焙煎し、外皮と胚芽を取り除き、細かく砕いたもの
カカオマス
カカオニブをすり潰して冷やし固めたもの
カカオバター
カカオリカー(液体状のカカオマス)から抽出した油分
ココアパウダー
カカオリカーから適度にカカオバターを圧搾し粉末状にしたもの
チョコレート
カカオマスに、砂糖、粉乳、カカオバターなどを混ぜて練り固めたもの

どんな効果があるの?
スーパーフードと言われるカカオニブ。様々な美容健康に良い効果が期待できます。詳しく見てみましょう✨
美肌効果
カカオニブには活性酸素を抑えるカカオポリフェノールが豊富に含まれています。その抗酸化作用によってシミやシワを防ぎ、若々しい肌を保つのに役立ちます。
また、カカオニブに含まれるビタミンC、ビタミンEなどもエイジングケアに効果的です。
ダイエット効果
不溶性食物繊維であるリグニンは腸管内の余分な糖や脂肪を排出してくれます。
カテキンは血液中のコレステロールの増加を抑える働きがあり、体脂肪を減らす効果が期待できます。
マグネシウムは酵素の働きを助ける役割も担っており、代謝によって栄養素をエネルギーに変え、体脂肪減少へとつなげます。
便秘・腸内環境の改善効果
消化されにくいカカオプロテイン、不溶性食物繊維の一種リグニンが便通を改善し、腸内環境を整えてくれます。便秘が改善されると、老廃物が排出されることにより肌をきれいにしてくれる効果もあります。
口臭予防
カカオニブには強い抗酸化作用をもつカテキンがたくさん含まれています。
抗菌作用もあるため、口臭の予防、歯や歯茎などお口の健康維持に役立ちます。
幸福感・リラックス効果
カカオニブに含まれているアナンダミドという神経伝達物質は脳内麻薬とも言われており、気持ちを高揚させてくれ、幸福感をもたらしてくれます。
また、カカオの苦味成分であるテオブロミンは、しあわせホルモンと呼ばれるセロトニンに働きかけて、食欲を抑え、リラックスさせる作用があります。
チョコレートのいい香りを嗅いでいるだけでも幸せ気分になれますよね☺️
一日どれくらい食べていいの?
チョコレートみたいにお砂糖やカカオバターが入っていないなら、たくさん食べても太らない・・・?
いえいえ、実はカカオニブは油分が多く、意外とハイカロリーなんです😭10gあたり60数kcalあります。ダイエット効果があると言われていますが、食べ過ぎは寧ろ太る原因になってしまいます。また、栄養価が高い分、食べすぎると身体に負担をかけてしまいますのでご注意くださいね。摂取量は1回当たり5g程度。1日当たりは体重10kgに対して5g程が目安と言われています。
選ぶポイントは?
街の製菓店やインターネット上など、至るところに色々なカカオニブ商品が売っていますが、どれを選べばいいのでしょう?選ぶポイントを大きく2つ挙げます。
- 有機栽培であること
- 非加熱、もしくは低温ロースト製法であること
カカオポリフェノールは高温での発酵や加工で減少してしまいますが、低温加工のローカカオニブには、より多くのポリフェノールが残ります。また、非加熱低温製法で作られたカカオニブにはカカオ豆本来の香りと栄養が残されています。
どうやって食べるの?

クッキーなど焼き菓子に入れても美味しいのですが、カカオニブの栄養をできるだけ壊さず摂る為に加熱せずに食べることをおすすめします☺️そのままポリポリ食べてもいいですが、フルーツボウルやグラノーラのトッピングにするととても美味しいですよ🥣✨